グループホームあけぼの樹林の家、完成から二年が経過しました。
この建物では「置き屋根」という古来からの日本の技法を採用しています。
屋根の上にもう1層屋根を組むことで、屋根が受ける直射日光の影響を室内に伝えにくくしています。
工学博士の金田正夫さん(一級建築士事務所無垢里主宰)が行った温度測定で、その効果が数値として実証されました。
グループホームの施設長からは「夏は過ごしやすかった」という感想をいただいていました。重度の身体障がいをもつ人たちが過ごしやすい家でありたいと思います。
機械に頼らずに夏涼しい。
今年の夏ももうすぐそこです。(村)