身近にある戦争の跡

ゴールデンウイーク中の緊急事態宣言は2年続けて。
武蔵野の森公園とも隣接する調布飛行場周辺は自宅から近いので通常のサイクリングコースだが、遠くには行けないので今年も出かけた。

味の素スタジアムを望む調布飛行場。空が広くて気持ちがいい。

物資を爆撃から守るコンクリート製の掩体壕。

 

 

 

 

 

 

 

戦前は陸軍飛行場だった調布飛行場。
周囲には物資を守るためのコンクリート製の掩体壕(えんたいごう)や高射砲陣地が残っている。
運動場や東京外国語大学等が立ち並ぶ場所は、戦後関東村と言って長く米軍施設+住宅用地だった。
この周辺で育った私は近所に掩体壕が残っていたので見慣れているが、最近はこのあたりでも戦跡ツアーがあるようだ。

新聞でも戦跡を巡る記事が多い。
多摩ニュータウンを通る通称「おねかん」、尾根幹道は戦争中に戦車のテストコースとして作られた道だったと読み、うねるような道になっている理由がやっと分かった。
身近なところに戦争の跡が残っている。
巡ってみるのも良いが、空襲を受けた地元を思うと切なくなる。
戦争は絶対にだめだと次世代に伝える戦跡として残したい。 (高)

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